医療レーザー脱毛とは?種類と効果について解説
掲載日:2024年05月03日 更新日:2024年05月03日
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医療レーザー脱毛とは、レーザーを照射し生えてくる毛の量を減らしたり永久脱毛をしたりする施術のことです。
レーザーといっても、「どのような種類があるのか」「医療レーザーは効果があるのか」など疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、医療レーザー脱毛の仕組みや種類・効果と合わせて、おすすめ医療脱毛クリニック3選もご紹介していきます。
自分に合ったクリニックを見つけて効果的に脱毛を行いましょう。
医療レーザー脱毛の仕組み
医療レーザー脱毛は、黒い色素(メラニン)に反応するレーザーを使用した脱毛施術となります。
レーザーが熱を発し、毛根にある毛を生やす組織を破壊することで脱毛ができるという仕組みです。
威力の強い医療レーザー脱毛ですが、一度の施術で脱毛が完了するわけではありません。
毛の生え変わりのサイクルである「毛周期」に合わせて施術を繰り返すことで、脱毛が完了するのです。
ではなぜ1回の施術で脱毛が完了しないのか、毛周期についても合わせて解説していきます。
医療レーザー脱毛が一度で終わらない理由

医療レーザー脱毛が一度で終わらない理由は、1回の施術で脱毛効果の得られる毛は全体の約20%だからです。
前述したように毛には毛周期があり、
- 成長期
- 退行期
- 休止期
のサイクルを繰り返しています。
このサイクルのうち医療レーザー脱毛の効果が得られる期間は、「成長期」の毛のみです。成長期の毛は全体の約10%〜20%で、半数以上の毛は退行期あるいは休止期に入っています。
そのため、毛周期に合わせて1〜3ヶ月に一度の頻度で施術を繰り返す必要があるのです。
毛周期は部位によって異なるため、施術の間隔などについては医師や看護師と相談しましょう。
医療レーザー脱毛の効果は永久?
医療レーザー脱毛は「永久脱毛」と認められていますが、永久に毛が生えてこないわけではありません。
永久脱毛の定義がこちらです。(日本ではまだ明確には定義されていない)
- FDA(アメリカ食品医薬品局):レーザー3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態
- AEA(米国電気脱毛協会):最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である状態
このように「毛が永久に生えてこなくなる」とは定義されていません。
永久的に毛が生えてこなくなるわけではありませんが、医療レーザー脱毛は1番永久脱毛の効果に近い脱毛方法と言えるでしょう。
医療レーザー脱毛機器の種類
医療レーザー脱毛は、以下の3種類の脱毛機器があります。
- アレキサンドライトレーザー
- ヤグレーザー
- ダイオードレーザー(熱破壊式 / 蓄熱式)
それぞれの特徴などを詳しくご紹介していきます。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーとは、宝石のアレキサンドライトを光源にした波長75mmのレーザーです。
日本はもちろん、世界中で使用されている医療レーザー機器の代表格です。
メラニン色素にのみ反応するため、肌色と毛の色の差が大きい日本人の肌と相性が良いと言われています。
また、フォトフェイシャルにも使用されているレーザーのため、肌への負担を減らしながら脱毛したいと考えている方におすすめです。
さらに、コラーゲン産出を促進する効果もあり、脱毛だけでなく「美肌効果」も期待できます。
【アレキサンドライトレーザーの特徴】
- 肌色と毛の色の差が大きい日本人と相性◎
- 濃い毛に高い効果が期待できる(脇やVIOなど太く濃い毛など)
- 美肌効果にも期待
- 日焼けやホクロには施術ができない
- 痛みを伴う可能性がある
ヤグレーザー
ヤグレーザーとは、他の医療レーザーに比べると波長が1064mmと長いレーザーです。
肌の深いところまでレーザーが届き、毛根がしぶとい男性のヒゲなどにも効果が期待できます。
また、ヤグレーザーはメラニンへの吸収率が低く、日焼けや色黒肌・色素沈着のある部位の脱毛も可能とされています。
さらに、冷却ガスを使った冷却機能がついているため、火傷のリスクを抑えられるというのも嬉しいポイントです。
脱毛の痛みの感じ方には個人差がありますが、ヤグレーザーは肌の深いところまで熱が届くため、太い毛が密集している部位は強い痛みを伴う可能性があります。
【ヤグレーザーの特徴】
- 肌の深いところまでレーザーが届く
- 日焼け肌や色黒肌、色素沈着のある部位も施術可能
- 毛根がしぶとく濃い毛にも効果的(男性のヒゲなど)
- 部位によっては痛みを感じやすい
- 他のレーザーよりも照射範囲が狭く、施術時間が長くなることがある
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーとは、波長が800mm〜940mmと医療レーザー脱毛の中では中間の長さのレーザーです。
幅広い毛質や肌質に施術できるレーザーとなります。
ダイオードレーザーは、「熱破壊式」と「蓄熱式」での脱毛が可能です。
熱破壊式は、毛根にある細胞や毛乳頭にダメージを与え、毛を生えにくくする方法となります。
幅広い毛質に対応しており、日焼け肌やホクロにも施術が可能です。(日焼けの具合によっては施術不可能な場合もあり)
また、効果の即効性が期待できるのも嬉しいポイントです。
【ダイオードレーザー(熱破壊式)の特徴】
- 毛を生えにくくする
- 即効性に期待できる
- 導入実績が多い
- 蓄熱式よりも痛みを感じやすい
蓄熱式は、毛の発毛を促すバルジ領域という細胞にダメージを与える方法です。
幅広い毛質に対応していますが、特に産毛や薄い毛に効果が期待できます。
【ダイオードレーザー(蓄熱式)の特徴】
- 産毛や薄い毛に高い効果が期待できる
- 日焼け肌にも施術可能
- 比較的新しい脱毛方法のため、実績が少ない
- 効果の即効性が分かりにくい
医療レーザー脱毛の効果が異なる理由
医療レーザー脱毛は、全身同時に脱毛を始めても効果の表れ方が異なることがあります。
その理由として以下の2つが挙げられます。
- 毛質
- 肌の色
それぞれ詳しく解説していきます。
毛の質
医療レーザー脱毛の多くはメラニン色素に反応するレーザーのため、毛質によって効果が異なるのです。
特にメラニン色素の少ない産毛や柔らかい毛質は、医療レーザー脱毛の効果が実感しづらくなります。
効果を実感しづらい部位として、
- 顔
- 二の腕
- 背中
- うなじ
などが挙げられます。
産毛や細い毛が生えやすく、メラニン色素が薄いためレーザーが反応しづらくなるのです。
肌の色
日焼け肌や色黒肌などは、肌にレーザーが反応するため通常よりも低出力のレーザーを照射することがあります。
そのため、思ったような効果が得られない場合があるのです。
効果を実感しづらい肌として
- 日焼けした肌
- 色黒肌
- 色素沈着している
- 乾燥肌
などが挙げられます。
低出力のレーザーの場合、発毛組織を破壊できない可能性が高く脱毛回数が増えることもあります。
医療レーザー脱毛でおすすめのクリニック
数ある医療レーザー脱毛で、おすすめのクリニック3選がこちらです。
- エミナルクリニック
- リゼクリニック
- じぶんクリニック
どこもお得に医療レーザー脱毛を始めることができます。詳しくご紹介していきます。
エミナルクリニック

エミナルクリニックは、全国に64院展開しているクリニックです。
全身脱毛1回60分〜90分で、毛質や部位によってレーザーの種類を使い分けることができます。自分でレーザーの種類を選択したい方におすすめです。
エミナルクリニックでは、『全身+顔+ VIO 5回プラン』を129.800円(税込)で始められます。
顔の照射範囲には「おでこ」「鼻」「鼻下」「あご」「頬」が含まれているので、全身くまなく脱毛可能です。
また、急な引越しになった場合は店舗間移動が可能なため、安心して通うことができるのも魅力のひとつとなります。
リゼクリニック

リゼクリニックは、3種の脱毛機を使い分け毛質や肌質に合わせた施術を行える医療脱毛専門院です。
『全身+ VIO +顔5回コース』は、129,800円(税込)となります。
顔脱毛の照射範囲は「ひたい」「頬」「鼻」「鼻下」「あご」「あご裏」「首」と、顔全体の脱毛が可能です。
リゼクリニックでは、カウンセリング料や初診・再診療だけでなく、予約変更・キャンセル料が無料となります。
さらに、打ち漏れがあった場合の再照射も無料です。
契約コースの有効期限は5年間と長く、全国の院の予約が可能なため急な生活の変化があっても安心して通い続けられます。
じぶんクリニック

じぶんクリニックは、安く医療レーザー脱毛ができるクリニックです。
『全身+ VIO 5回コース』を、68.200円(税込)で始めることができます。
「VIO付き」か「VIO +顔付き」の2つのプランで用意されているため、シンプルで分かりやすい料金体系が特徴です。
また、脱毛以外の費用はかからず当日の予約キャンセル料や解約手数料などがかかりません。(当日の予約キャンセル料無料は条件あり)
じぶんクリニックでは、初回カウンセリング時に契約・申請をすると3回分の予約を取ることができるのも嬉しいポイントです。
はじめて脱毛をする方や、予定に合わせて店舗を変えたい方におすすめです。
医療レーザー脱毛でよくある質問
医療レーザー脱毛を始めるにあたって、不安な点などは解消しておきたいですよね。
ここでは、医療レーザー脱毛でよくある質問についてお答えしていきます。
光脱毛と医療レーザー脱毛の違いとは?
光脱毛と医療レーザー脱毛の一番の違いは「医療行為であるかどうか」です。
医療レーザー脱毛で使用される「毛を生やす組織を破壊する」レーザーは、医療行為となります。
そのため医療レーザー脱毛を施術できるのは、医師の監督のもと指示をうけ、国家資格を得ている正看護師のみなのです。
一方光脱毛は、医師免許や正看護師の資格を保有していなくても施術が可能で、毛を生やす組織を破壊することはできません。
光脱毛と医療レーザー脱毛の効果の違いはこちらです。
- 光脱毛:一時的な減毛、抑毛効果
- 医療レーザー脱毛:永久脱毛の効果
医療レーザー脱毛は痛い?
医療レーザー脱毛の痛みの感じ方には個人差があります。
痛みの感じ方として「肌を輪ゴムで弾かれたような痛み」と表現される方が多いですが、施術箇所や毛質・肌質などによって痛みの感じ方は異なります。
特に痛みを感じやすい部位として、
- VIO (他の部位と比べ、皮膚が薄く毛が濃いため)
- 脇 (他の部位と比べ、皮膚が薄く毛が濃く密集しているため)
- 顔の産毛 (皮膚のすぐ下に骨があるため)
の3つが挙げられます。
医療レーザー脱毛にデメリットはある?
医療レーザー脱毛を行う際のデメリットは、
- 肌トラブルが起こる可能性
- 一度脱毛した部位は毛が生えてこない
の2つが挙げられます。
1つ目の「施術後の赤みや毛嚢炎などの肌トラブルが起こる可能性」には個人差があります。
また、医師や看護師などへの相談や脱毛期間中の注意点を守るなどの対策を取ることができます。
2つ目の「一度脱毛した毛が生えてこない」というのは、脱毛をしたい方にとっては大きなメリットです。
しかしVIOや眉上・髭などのデザインが見える箇所は、後々デザインを変えたくなることもあり得るため、脱毛する前にデザインを考えておきましょう。
まとめ
今回は、医療レーザー脱毛の仕組みや種類・効果についてご紹介してきました。
医療レーザー脱毛は、毛根にある毛を生やす組織を破壊する仕組みの脱毛方法です。複数回施術することで、永久脱毛の効果を目指せます。
また医療レーザー脱毛は、医師免許や国家資格である正看護師の資格を得ている人のみが施術を行えるので安心です。
今回ご紹介した3つのクリニックでは、初回無料カウンセリングを受けることができます。
医療レーザー脱毛を試してみたい方は、ぜひ一度予約してみてはいかがでしょうか。