顔の中でももっとも高い位置にあるのがおでこです。特に顔の中でも印象を大きく左右しますし、結構目立ちます。ただ、おでこの脱毛というと違和感を感じる方もいるかもしれませんね。
実はおでこを脱毛することによって肌に透明感が出たり、顔のお肌がスッキリしてキレイに見えたりするというポイントがあります。おでこは特に冬場の乾燥などによって荒れやすく肌の透明感などに大きな影響を与える部位でもありますので、しっかりケアをしておきたいところでしょう。おでこを脱毛することによって、顔の印象が変わったという声も少なくないため、顔を脱毛する際の施術範囲におでこが入っているならば、おでこの脱毛も検討してみましょう。
目次
おでこの脱毛とは?どこの範囲までが可能?
おでこの脱毛は、生え際を除くおでこ全体を施術範囲とする脱毛です。
おでこ、つまり額は、人によっては産毛が濃く、意外とたくさんのムダ毛が生えていることもあります。前髪をアップにしたり分けたりするとおでこのムダ毛が見えやすくなるため、ワキや腕と同様に脱毛を受けたいという人も少なくありません。
おでこの産毛がなくなれば、顔脱毛と同じように肌の色がワントーンアップしますし、メイクのノリも良くなるというメリットがあります。
おでこの脱毛を決めたきっかけ
おでこだけの脱毛というのは実は少なく、だいたいの体験談をチェックしても、多くの人が「顔の脱毛でついでにしてもらった」という声がとても多くなっています。この理由の一番のポイントは、顔全体を脱毛したいという希望からくるものでしょう。基本的におでこ脱毛の場合はそこまで単独のプランがあるというわけではなく、どちらかといえば顔全体のプランにたまたま入っていたという口コミがとても多いのです
とはいえ、あまり多くはありませんが、口コミで見たから、顔がキレイになると思って脱毛施術を受けた、という人もいます。特に女子の場合は顔の化粧のノリを変えるためとか、おでこの産毛を誰かに指摘された、というような体験談を見かけることもあります。。
おでこの脱毛の痛みについて
脱毛を受ける際に気になる痛みですが、おでこ脱毛は「痛みを感じやすい部位」と言えるでしょう。顔の中でも、おでこは頬やあごに比べて皮膚が薄いためです。
しかし、痛みの感じ方は個人差が大きいこと、さらにサロンで使われている脱毛器の種類や、ケアの方法によってもさらに痛みを抑えることは可能です。そのため、おでこ脱毛をしたいけれど痛みのせいで抵抗があるという場合、カウンセリングの際に伝えておくと良いでしょう。脱毛器のパワーを下げたり、施術が続けられそうか確認しながら進めてくれたり、配慮してくれます。
おでこのムダ毛はとても細いため、「黒い色」に反応する脱毛器に反応しづらいという特徴があります。おでこの脱毛は脱毛器のパワーを強めている可能性があるため、痛みに抵抗がある人は必ず確認しておきましょう。
おでこの脱毛のメリット
おでこの脱毛というと意外かもしれませんが、実は多くの体験談でメリットを感じているようです。
化粧ノリが良くなる
もっとも多いのが「化粧のノリが良くなった」というものでしょう。特に顔全体を脱毛する人の場合はベースメイクのノリが気になりますよね。肌により密着させることができるため、ベースメイクがよりキレイになります。
肌がワントーンアップする
次に、「ほかの部位の脱毛はしたけどおでこだけやってないことに気付いたので、ついでに処理をした」という声もありました。こちらは他の部位や全体的なパーツはほぼ終わらせたので、最後におでこをやってみたという意見です。
実際、おでこは忘れやすい部位なので、1度しっかりと脱毛をしておけば、自己処理の手間も軽減できます。また、細かい産毛のケアの必要がなくなり、お肌がワントーンアップしたように感じる人も少なくありません。
特におでこは肌の調子を良くも悪くも表してしまう部位なので、ムダ毛のないツルツルなおでこの方が肌もキレイに見えます。ツヤ感を意識したい、美肌に見せたい人にこそぜひおすすめの部位といえるでしょう。
おでこを出した髪型に自信が持てる
おでこ脱毛をして産毛をきれいにしておくと、おでこを出した髪型にも自信が持てるようになります。前髪をアップにしなくても、流行のシースルーバングのように、おでこがちらちらと見えやすい髪型も自信をもって楽しめるでしょう。
おでこの脱毛のデメリット
脱毛サロンでおでこ脱毛を受けることで起こり得るデメリットをご紹介します。
.紫外線による肌へのダメージが増加
体毛は紫外線による肌へのダメージを軽減する働きがありますが、おでこ脱毛を受けることで、おでこが無防備な状態になり、紫外線のダメージを受けやすくなるというデメリットがあります。ですが、日焼け止めを塗る、日傘や帽子などで紫外線を避けるなどさまざまな対策ができます。
・脱毛効果が実感しづらい
おでこのムダ毛はワキや足などに比べて細いため、同じ回数・同じ施術を受けても「ムダ毛がなくなった」という脱毛効果を実感しづらいというデメリットがあります。ただし、脱毛効果がないわけではなく「実感しづらい」だけなので、回数を重ねるとムダ毛が減り、つるりとしたおでこに仕上がることを理解しておきましょう。
おでこの脱毛の料金
おでこ脱毛の料金システムについてはいくつかの分け方があります。まずはおでこのみの脱毛についてですが、前述でもお伝えしたとおり、基本的に単独プランがあるサロンは少なく、顔全体のプランにおでこ脱毛が含まれていることが多いです。顔全体の脱毛なので鼻やあごなど様々な部位も一緒に脱毛することになります。顔のみの部分脱毛になりますので平均だと6回で6~7万円程度となります。
一方で、おでこのムダ毛が解消され満足するかと思いきや、いざキレイになると他の部位のムダ毛が気になりだしたという人も少なくありません。脱毛部位を追加することで、その悩みは解消されますが、施術費用や時間が多くとられ、結果的に全身脱毛をするよりも費用が多くかかってしまいます。今のご自身の悩みや金銭事情なども含めて、カウンセリング時に相談するのがおすすめです。
おでこの脱毛のお手入れの流れと事前準備
おでこ脱毛を受ける当日はどうやって過ごせばいいのでしょうか。ここでは、特に肌トラブルなどがない基本的な人の受け方を紹介しましょう。
施術前の自己処理方法
おでこ脱毛を受ける前に、現在生えているムダ毛を短くし、施術を受けやすくするために「シェービング」をする必要があります。
シェービングはカミソリや毛抜きを使うのではなく、電気シェーバーを使います。電気シェーバーならカミソリのように肌表面を傷つけるおそれがなく、生えてきているムダ毛をきれいに短くできるからです。
シェービングをする日は、多くの場合脱毛を受ける前日ですが、サロンによっては2~3日前など日にちが指定されることもありますので、いつシェービングをすれば良いか、必ずチェックしておきましょう。
当日のお手入れの流れ
まず、当日の朝です。基本的にポイントメイクは問題がないことが多いのですが、ベースメイクはしない方がいいでしょう。また、洗顔とスキンケアまでは普通に行って構いません
また、脱毛の部位によってはその日はメイク禁止というところもありますので、それぞれのサロンやクリニックに当日の過ごし方を事前に聞いておく方が無難でしょう。次にサロンやクリニックに行きます。この移動中から紫外線カットを心がけてください。日傘や帽子などで顔にかかる紫外線をできるだけ防止する方が望ましいでしょう。そして受付を済ませ、施術を受けます
顔の皮膚は薄めなので少々痛みがあるかもしれませんが、最近は冷やして痛みを軽減させる方法が主流となっています。施術後は施術後専用のスキンケアを受け、最後に注意点などの説明を受けて完了です。帰りも紫外線を浴びないように気をつけながら帰りましょう。
脱毛後のアフターケア
おでこ脱毛を行った後は、保湿とクールダウンの2つを重点的に行いましょう。
脱毛を行った箇所がヒリヒリしている、帰宅後もずっと暑さを感じるなどの違和感があれば、低刺激のスキンケアアイテムを使って保湿をし、アイスノンを使うなどしてクールダウンさせましょう。
特に違和感がなくても、保湿は必ず行います。
また、おでこ脱毛直後にメイクすることは可能です。しかし、脱毛直後の肌はデリケートな状態です。メイク後のクレンジングで肌に負担をかけてしまう可能性がありますので、脱毛直後のメイクは軽くのせる程度、また低刺激のクレンジングで優しく洗うなどするとともに、保湿を欠かさないようにしましょう。さらに、おでこが日焼けしないよう、日傘を使うなどして紫外線を避けることも忘れずに。
自己処理とサロン脱毛の違いは?
自分でムダ毛処理を行う「自己処理」と、サロンを訪れて施術してもらう「サロン脱毛」の違いについて解説します。
自己処理をする人は多いものの、サロン脱毛と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
自己処理の特徴
自己処理は、ムダ毛が生えてきたなど自分が気付いたタイミングで、好きな時にムダ毛処理ができることや、サロン脱毛に比べてムダ毛処理にかかる費用を抑えられるというメリットがあります。
しかし、カミソリや毛抜きを使った自己処理は、肌に大きな負担をかけてしまうため、肌トラブルが発生してしまう可能性があります。
たとえば、毛抜きで無理に毛を引き抜いたことで雑菌が毛穴に入り込み、炎症を起こしてしまったり、カミソリで誤って肌を切って出血してしまったりすることが挙げられます。こうしたトラブルは、自己処理にはつきものです。
自己処理とサロン脱毛の違い
自宅での自己処理は、肌を傷つけてしまうおそれがあり、失敗するリスクがあります。
一方のサロン脱毛は、費用はかかるものの、プロのスタッフが安全性と効果の高い機械を使って施術してくれるため、肌への負担も最小限にとどめながら美しい仕上がりを実現できます。
さらに、「日焼けをしないように」「しっかり保湿を」など、アドバイスをもらうこともできるメリットがあります。
おでこ脱毛に必要な回数はどれくらい?
おでこ脱毛に必要な回数は個人差がありますが、多くの場合6回から12回とされています。
1か月ごとに施術を受けるサロンが一般的ですが、2週間ごとに施術をしてくれるサロンであれば、それだけ早くおでこ脱毛が完了します。できるだけ早く脱毛を済ませたいと考えている方は、短いペースで通える脱毛サロンを探すと良いでしょう。
おでこ単体ではなく、全身脱毛など他の部位の施術とあわせて脱毛を受けると、より効率的です。
誰もが6~12回以内でおでこ脱毛が完了するというわけではないため、サロンで今後のスケジュールや必要回数を調整しながら施術を受けると良いでしょう。
おでこ脱毛で失敗しないためのポイントとは?
ワキや腕のように、すべて見えるムダ毛を施術してもらえば良い部位に比べ、おでこ脱毛は施術をしてもらう範囲を決めたり、デザインを決めたりする必要があります。
ここからは、おでこ脱毛で失敗したくないという方に向けて、覚えておきたい2つのポイントをご紹介します。
おでこ脱毛の失敗パターン
おでこ脱毛で「失敗してしまった」という声もゼロではありません。そこで、失敗しないためにどのような失敗が考えられるのかを事前に知っておきましょう。
・おでこを広くしすぎてしまった
おでこが狭い人に多いのが、おでこ脱毛のし過ぎです。おでこを広くしたいあまりやりすぎてしまい、脱毛後におでこを確認したら髪が薄くなった人のように見えてしまうことがあります。
・デザイン選びを間違えてしまった
後述しますが、おでこのデザインはおもに3種類あります。脱毛時に選んだデザインが、後になって嫌になるということが考えられます。いったん脱毛をすると半永久的に生えなかったり、生えにくくなったりするため、違う形にすることが難しくなります。将来的なことも考えながらデザインを決めましょう。
おでこ脱毛で失敗しないためのポイント
おでこは生え際の広さや形で、大きく印象を変えることができます。
つまり、おでこ脱毛で失敗しないためには、デザインや生え際の位置について細かくチェックし、施術を受ける必要があるということです。
まず「生え際」ですが、おでこの広さは広すぎても狭すぎてもバランスが取れません。おでこは顔の3分の1が黄金比と言われているため、この範囲で脱毛をすると良いでしょう。
次に「デザイン」ですが、自然な「丸形」をはじめ、「富士型」、「M字型」というデザインが挙げられます。少しずつ雰囲気が違うため、サロンで相談しながら形を決めるのもおすすめです。
おでこの脱毛のQ&A
どこまでが対象なのですか?
サロンにもよりますが、多くは髪の生え際を除く眉毛の上までが基本の範囲となっています。片手のひらで隠せるくらいの範囲が対象と考えるといいでしょう。
一緒に眉のラインも整いますか?
残念ですが、だいたいのサロンでは眉毛を整えるサービスは行っていません。眉上の細かい毛が気になるようでしたら、専門の眉毛サロンなどの方がおすすめです。
顔全体のケアに含まれているのですが、痛みはありますか?
痛みはそこまで強くありません。顔脱毛については出力を調整することが多いので、痛い場合はサロンに申し出てください。
おでこの脱毛施術後のお客様の声
次に、おでこ脱毛についての体験談について見ていきましょう。もっともよく見る口コミとしては「おでこなんて脱毛できるんだ!」というようなものです。実はおでこが脱毛の範囲に入っているということはあまり意識されないので、意外と多くの人が脱毛できるということを忘れている傾向があります。なので「意外だ」という声が多く、「多くの人ができるのならついでにやろう」というような声が多くなっています。また、やってみて良かったという声も大きく挙がっています。というのも、産毛は気にならない箇所ではありますが、放置しておくと化粧ノリが悪くなってしまうため、処理した方がスッキリするからという意見が多いからです。
まとめ
おでこの脱毛について、さまざまなメリット・デメリットをご紹介しました。
ワキや腕などに比べると「施術している人は多いのかな?」と疑問に思ってしまいそうですが、おでこの脱毛は化粧ノリを良くすることができ、ムダ毛を減らして肌のトーンアップにもつながります。
また、前髪の量を軽くし、さわやかな印象を与える流行のシースルーバングをするときも、おでこの脱毛をしておくとより肌がきれいに見えるでしょう。前髪をまとめてアップにしたり、横に大きく流したりするヘアスタイルでも、おでこの脱毛をしておけばムダ毛が気にならなくなります。
おでこ単体の脱毛はもちろんですが、他の部分の脱毛とあわせて施術を受けると何度もサロンに通う手間もかかりません。
※ このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。