スカートやホットパンツ、水着など露出の機会も多い足は、女性の脱毛ニーズも高い部分です。ライフスタイルやファッションにもよりますが、冬場は腕が服の下に隠れていますし、夏場も長袖を着る人は比較的誤魔化せます。
一方、足はスカートにストッキングの姿が定番のOLさんをはじめ、年間を通じて露出する機会も多く、自己処理が怠れません。直ぐにムダ毛がボツボツ目立つからと週に何回も自己処理をするとなれば、面倒なことです。
そのため、自己処理の手間を省きたいと足脱毛に踏み切る人が増えています。一度キレイにすれば、スカートはもちろん、水着やレオタード、ランジェリー姿にも自信が持て、時間の節約にもなります。メリットやきっかけについて、詳しく見ていきましょう。
目次
足脱毛とは
足(脚)脱毛とは、ひざ下・ひざ・ひざ上と足の指・足の甲の脱毛を指します。足全体の脱毛はもちろんですが、ひざ下だけ、ひざ上だけのようにムダ毛が気になる部分だけを脱毛することも可能です。もちろん、一度に足すべての脱毛をすることもできます。
ひざ
ひざはあまり脱毛というイメージがない場所ですが、よく見てみると意外と多くのムダ毛が生えている場所でもあります。皮膚が厚く、骨ばっている部分のため自己処理がしづらい部分です。カミソリや毛抜きでは肌を傷つけてしまうこともあるほか、肌への刺激で皮膚が硬くなってしまうこともあります。
ひざ立ちをしたり洋服が擦れたりして、皮膚が硬く黒ずんでしまうこともあるため、さらにダメージを与えてしまうムダ毛の自己処理はできるだけ避けたい場所と言えるでしょう。特にひざは年齢の見えやすい部分のため、サロンでの脱毛がおすすめです。ひざのみの脱毛を行っているところもありますが、ひざ下やひざ上、足全体のセットで脱毛を行うと効率良く脱毛ができます。
ひざ上(ふともも)
ひざ上(ふともも)部分の脱毛は、ひざ下に比べて細い毛が多く、人によってはまばらに生えていることも多くみられます。細い毛のため、脇の脱毛やVIO脱毛に比べると施術時の痛みも少ないのが特徴です。「ひざ上」という名前の通り、ひざよりも上の部分を脱毛します。
ひざ上はひざ下よりもムダ毛が細く目立ちにくい一方、皮膚が薄く、自己処理を繰り返すとぽつぽつとした毛穴が目立ちやすいというデメリットがあります。そのため、カミソリや毛抜きを使った自己処理を続けるよりも、サロンでの脱毛がおすすめです。ひざ上(ふともも)のムダ毛がなくなれば、丈の短いスカートやホットパンツなど、露出度の高い服を着るときにも自信を持てるようになるでしょう。
ひざ下
脱毛の中でも、特に需要の高いパーツと言えるのがひざ下です。ひざ下脱毛はその名の通り、ひざから下、くるぶしまでの部分にあるムダ毛を脱毛することを指します。ひざ上よりも見える機会が多いことや、毛も濃く太いことなどから、脇や腕と同じように積極的に脱毛をしたいと考える人が多い場所と言えるでしょう。
ひざ下の脱毛は、表・裏の両方を一度に施術します。ひざ下の裏側も毛が生えやすい場所で、自己処理を繰り返していると鳥肌のようにぽつぽつとした毛穴が目立ちやすい場所でもあります。ストッキングを履くなどして見えないようにできるものの、服装によっては隠すことが難しいため、誤った自己処理でぽつぽつ毛穴を悪化させたり、カミソリで肌を傷つけたりしないようにしましょう。
足の甲
足の甲の脱毛は、足の甲に生えているムダ毛に加え、足の指の脱毛もセットになっていることがほとんどです。サンダルやミュールなど、足の甲や指先が見えやすい靴を履くとき、靴を脱ぐ機会が多い夏場などは需要が高まる脱毛と言えるでしょう。思わぬ場面でムダ毛が生えていることを他の人に見られないよう、足の脱毛を受ける際は一緒に施術を受けておくのがおすすめです。
ひざ上やひざ下など、他の場所に比べて範囲が狭いため、わざわざ脱毛をせずに自己処理で済ませようとする人も少なくありませんが、カミソリを使ったり毛抜きで足の指を引き抜いたりすると、毛穴が広がってぽつぽつとした見た目になるため、やはりサロンでの脱毛がおすすめです。
足の脱毛を決めたきっかけ
足脱毛を決めたきっかけは、何よりムダ毛が気になるからです。体のパーツの中でも日常的に露出が多い部分で、生足で過ごす方はもちろん、ストッキングを履く機会が多い方もムダ毛は気になります。年間を通じて露出が多い部分なので、一番ムダ毛が気になるという方も少なくありません。
様々な方法で自己処理をされていますが、剃っても直ぐに生えて来る、ブツブツが気になる、剃り残しで恥ずかしい思いをしたという苦い経験がきっかけとなる方も多いです。2日ほど前に処理したばかりなのに、朝靴を履こうとしたらムダ毛が伸びていることに気付き、急いで剃り直して遅刻しそうになったという体験が足脱毛を決めたきっかけになった方もいます。
足の脱毛のメリット
自己処理しにくい箇所のムダ毛を気にせずにおしゃれを楽しめる
足脱毛のメリットとして、スカートにストッキングや生足、ホットパンツに生足といったファッションをはじめ、水着やレオタードなどのユニフォーム類なども気持ちよく着られるようになります。ムダ毛が少しでも気になると、ミニスカートを履いても、剃り残しがないかと気になってしまったり、急にプールに誘われても太ももや足の裏を処理していないから水着が着れないから断ったりするなんてことにもなりかねません。
足脱毛を行うことで、常にツルスベ美脚がキープできますので、いつでもミニスカートにチャレンジしたり、ホットパンツや水着でアクティブに遊べたりします。
肌色が明るく見えるようになる
脱毛をして足のムダ毛がなくなれば、肌が露出するため肌色が明るく見えるようになります。さらに、毛がなくなったことで肌が明るく見えるだけでなく、施術回数を重ねれば重ねるほど、肌自体がきれいになっていき、より肌が明るく見えるようになります。
これは、脱毛器の光が肌のターンオーバーを促して綺麗な肌に生まれ変わることや、毛穴が引き締まって肌が綺麗になるためです。特に、カミソリや毛抜きを使った自己処理をしていた人ほど、肌の変化に驚くでしょう。
ムダ毛処理に時間をかけずに済む
短パンやレオタードなどユニフォームの丈が短いスポーツをされている方も、一度施術を受ければ、その後は自己処理をする必要がなくなり、余計な手間を省けるようになります。練習時間やセルフケアの時間に回すことができ、より集中的に競技にも取り組めることでしょう。
自己処理は時間や手間がかかるだけでなく、直ぐに生えてくるうえ、お肌にもよくありません。カミソリやシェーバーの刃は肌も傷つけてしまい、肌がガサガサになる原因になります。足脱毛を行うことで肌ダメージを抑え、肌再生を促せるのでツルスベの美脚への生まれ変われるのもメリットです。
脱毛を始める前に確認すること
脱毛を実際に始める前に、まずは脱毛の効果を知るとともに、確認事項を知っておきましょう。脱毛はムダ毛をなくすための魔法ではなく、脱毛器の光が体に作用することで少しずつきれいにできる仕組みです。脱毛を正しく知り、誤解のないように納得して施術を受けましょう。
足脱毛の効果について
ここからは、足脱毛を受けるとどのような効果が得られるのかについて見てみましょう。脱毛の施術を受けたからといって、すぐにムダ毛がすべてなくなるということはありません。どのような仕組みで脱毛を進めるのか、何回程度施術を受ければ良いのかなどを解説します。
1回の施術で効果は感じにくい
脱毛は、足(脚)に限らずどのパーツであっても1回の施術で効果を感じられるものではありません。繰り返し施術を受けていくことで、じょじょに毛が生えづらくなり、つるつるの肌になっていくという仕組みです。回数を重ねれば重ねるほど効果があらわれるため、脱毛サロンでは基本的に複数回の施術を前提としたプランが用意されています。
効果が見える平均的な回数とは
脱毛は回数を重ねれば重ねるほど効果があらわれやすくなりますが、効果が見え始める平均的な回数は8回前後と言われています。ただ、人によって効果のあらわれ方には差があり、6回で効果があったと感じる人もいれば、10回以上でやっときれいになったと感じる人もいます。ムダ毛を完全になくしてつるつるの肌になりたい場合は、18回以上のプランを選ぶと良いでしょう。
足脱毛の痛みについて
足(脚)脱毛を受けたときの痛みは、VIOラインの脱毛に比べるとさほど痛みを感じないと言われています。痛みの感じ方は一人ひとりによって違いますが、施術を続けられないほど痛いということはありません。
脱毛サロンはクリニックでの脱毛に比べて痛みが弱く、痛みに抵抗がある人でも難なく施術を受けられるレベルです。ただし、同じ足でもパーツによって痛みの感じ方は異なります。皮膚が薄い場所、毛が太く濃い場所によって痛み方は異なるため、どうしても痛みが強いと感じる場合はレーザーの出力を下げて対応してもらいましょう。
また、カウンセリング時に、痛みに弱いということを伝えておくのもおすすめです。様子を見ながら照射してもらい、大丈夫そうであればそのまま施術を続けてもらいましょう。恋肌の場合、日本人の肌質・毛質に合わせた脱毛器を使っているため、痛みを感じにくくスムーズな施術が可能です。これまで痛みが怖くて脱毛に踏み切れなかったという人も、安心して施術を受けられるでしょう。
薬の服用を避けておく
脱毛の施術を受ける前に、カウンセリング時必ず聞かれるのが薬を服用しているかどうかです。女性の場合、生理周期を正すピルを日常的に服用していたり、持病の治療のために何らかの薬を服用していたりすることがあるでしょう。サロンによっては、飲み薬を服用した場合、一定期間施術が出来ない場合がございます。薬を服用している方、服用する予定がある方は事前に医師やサロンに確認しましょう。
また、脱毛を受ける際に、機械が放つ強い光の影響を受けやすい「光過敏症」を引き起こす可能性のある薬を服用している場合は、施術を受けられません。光過敏症とは、機械の光に強く反応して、皮膚炎などの肌トラブルを引き起こしたり、気分が悪くなったりする症状です。薬を服用している人は光過敏症に注意するとともに、脱毛を受ける前はしばらく服用を中止するよう、医師と相談しましょう。
足の脱毛の料金
足はさらに細かくパーツが分けられ、ひざ下とひざ上で分けているプランも少なくありません。一般的に足というと、この2つのパーツをセットにした足全体のプランになります。もっとも、サロンによって扱い方が異なるので、検討する際はどの部分を行っていくらの設定なのかをよく確認しましょう。
足の脱毛でも、パーツごとに施術を受けると安くはなるものの、足全体をまとめて施術したほうがお得です。たとえば、ひざ上のみ・ひざ下のみの料金相場は5万円から8万円前後、足全体は回数にもよりますが10万円から20万円前後と考えておきましょう。
また、足の脱毛をする方法のもう1つの選択肢として全身脱毛プランもあります。いずれの場合も毛周期に合わせて数ヶ月に一度、18回から24回ほど通うというパターンです。施術する部位が増えても回数は大きく変わりませんが、1回の施術時間は長くなります。料金はコースやプランごとの一括払い、脱毛ローンによる分割払いのほか、回数券チケット制といったところもあります。
恋肌では、ひざ上・ひざ下・ひざ・足の指・脚の甲も含めた全62部位の脱毛が可能な全身脱毛パックプランが人気です。ひざ下だけのようにパーツ単体で施術を受けるよりもぐっと料金を抑えられること、施術に通う回数を減らし、一度に効率良く脱毛ができます。
お手入れの流れと事前準備
お手入れの事前準備
施術法により、数ミリから数センチ、ムダ毛を伸ばした状態での来店を求められるケース、家庭用シェーバーなどでの軽い自己処理をしてから来店を求められるケースがあります。いずれにしても肌の状態が悪いと施術ができないため、日々のお肌の清廉と保湿ケアを怠らないことと、過度な日焼けを避けることを心がけましょう。日焼けサロンでの人工的な日焼けもNGです。
当日のお手入れの流れ
施術はひざ下からひざ上まで足全体の場合、マシンの照射範囲やスピード、威力にもよりますが、1回はだいたい30分前後です。施術後1週間から10日ほどで毛がポロリと抜け落ちていきます。
アフターケアの方法
施術当日はお肌がデリケートになっているので、こすったり、熱いシャワーなどは避け、ボディーローションなどを用いて保湿をしっかり行ってあげましょう。次の施術までの間もお肌の保湿ケアは怠らないようにしたいものです。回数を重ねるにつれ肌がツルスベになっていくので、足のケアも楽しくなっていくことでしょう。
足の脱毛施術後のお客様の声
私は長く自己処理をしてきましたが、直ぐにブツブツになってしまうので、街中で見かけるツルスベ足の女性を見るにつけ、やはりサロン脱毛しかないと思うようになりました。実際に施術を終えて、その快適さははかり知れません。あんなに面倒で時間がかかっていた自己処理から解放されたのですから、本当に助かっています。おかげで今では毎日ウォーキングをする時間が作れたほど、時間を無駄に使っていたことが分かったのです。また、足がキレイになりました。自己処理をしていたころはサメ肌でキメが粗く、冬場は粉がふくほど乾燥することもありました。ですが、施術を通じて毎回美肌ケアが受けられたうえ、照射で新陳代謝が高まってターンオーバーが促進された結果、肌が生まれ変わったようにもっちりスベスベになったのです。
足の脱毛のQ&A
どの部分から始めるのですか。
足は長いので、どこから処理をしていくのか順番を考える方も少なくありません。ですが、基本はまんべんなくです。脱毛は1回で終わるものではなく、毛周期に合わせ複数回行うことで徐々に薄くなっていきます。そのため、足全体にまんべんなく光やレーザー照射を行うことで全体をむらなく、同じペースで薄くしていくことができます。一部分だけムダ毛がキレイになって、後は残ったまま差が出る心配はありませんので安心しましょう。
スポーツや膿海で日焼けしているのですが、施術が受けられますか?
日焼けはレベルによっては光やレーザーにムダ毛が反応しなくなるおそれがあり、施術が難しいケースがあります。日焼けによる色黒肌が収まらない場合は、ニードル法であれば可能です。
記事まとめ
足(脚)脱毛は、男女問わずニーズの高い脱毛です。比較的効果もあらわれやすく、施術の回数を重ねるごとに毛が薄く、細くまばらになっていきます。足のムダ毛は体毛の中でも太いケースが多く、脱毛によって毛穴が引き締まれば見た目も美しい足を手に入れられるでしょう。
誤った自己処理で肌を傷つける前に、プロに任せるのがおすすめです。普段はパンツスタイルで足を隠せるという女性も、大事な場面ではスカートタイプのスーツを履く機会もあるでしょう。いざ足を露出するときに「困った」とならないよう、脱毛を受けてつるつるの足にしておきましょう。
※ このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。